April 21, 2016

HP RM08 バッテリー

あらゆるバッテリ・システムで,重要な検討事項は,どのように充放電を制御するかということです。タイミングがよければ,充放電どちらにも使えるほどシンプルですが,エンジニアは,一時的か永続的かに関わらず,充電か放電か,あるいは充放電を制御するのか,のいずれにも対応できるよう準備しておく必要があります。例えば,満充電のバッテリ・パックは,補充だということを認識しない,決して優れているとは言えない充電器につなげることはできます。あるいは,完全に放電しきったバッテリ・パックは,セル寿命以上に動作させ過ぎて,システム寿命が短くなるのを避けるために,電源ラインから切り離さなければなりません。

たいていの中~高電圧モニタに直接組み込まれている簡単なアプローチは,バッテリ・パックの"ロー" サイド(低圧側)のパワーFETを駆動することです。つまり,このFETはバッテリのアース側の最も近いところにあり,主にアースよりも10 ~ 14V上の電圧を生成しているためFETのオン・オフを容易にします。基本的には二つのツェナー・ダイオードを使うことで対応できます。これについては簡略化が過ぎると異議を唱える設計者がいるかもしれませんが,問題ありません。

しかしながら,この手法にはFETがオフの時に,バッテリとシステムのアースが電気的に接続されていないという大きな欠点があります。共通アースがこのように欠けていると,バッテリのマイコンが外界と通信することは難しくなり,また分離技術も間に合わなくなるため,高価でしかも電力消費が多くなる傾向にあります。

偶然にも全ての市販ノートパソコンのバッテリ・パックで正式に標準化されようとしているこのバッテリ手法は,代わって"ハイ"サイドでこれらのパワーFETを駆動することです。ご推察のように,これはバッテリ・スタックのもう一つの端,ハイサイド(高電圧側)のセルの正電極とシステムの電源との間にFETを置くことを示唆しています。共通バッテリとシステムのアースを保つことで,充電や放電時にかかわらず,いつでも自由に通信ができます。

PチャンネルFETは,NチャネルFETを最適なオプションとして残す本質的に高いオン抵抗のため,ハイ・パワーおよび高耐圧アプリケーション向けの有効な選択肢ではありません。ここでのトレード・オフは,バッテリ・スタックよりも高い電圧,例えばローサイドの場合と同じ10 ~ 14Vを生成する必要があることです。ノートパソコンのバッテリ向けの製品でチャージポンプを作ることはかなり難しいのです。しかしこれを24V,36V,48Vあるいは60Vのバッテリで試みるとかえって興味深い結果になるかもしれません。電動バイクのようなモータ駆動の場合,誘導型コイルのキックバックの間,電圧が倍増する高い過渡電圧スイングによって,エンジニアはさらに悩まされることになるでしょう。

この場合,TI初の高電圧アプリケーション向けハイサイド・バッテリFETドライバ,bq76200が有効です。この強力な低消費電力ICは100Vまで耐えられ,かつ独立して充電用FETと放電用FETを駆動します。また最大限の柔軟性を持たせるよう設計したので,18Vから最大60Vまでのバッテリ・パックだけでなく,小さい容量から大容量のセルにも合い,シングルFETから並列動作のマルチプルパワーFETにも使えます。bq76200は,bq76940,bq76930およびbq76920などのバッテリ・モニタも完全に補完する製品で,コンパニオン・フューエル・ゲージのbq78350-R1は簡単な制御インタフェースのおかげで,外付けの様々なマイコンと一緒に使えます。
bq76200は,ハイサイドFET駆動を実現するために,複雑で信頼性に制限のあるディスクリートのチャージポンプ回路を作らなくてもすみます。真のインテリジェントなバッテリは,保護機能を維持し長寿命を確実にしながらシステムと共にいつでも動作させることができるのです。

ASUS JAPANは2016年3月16日、4色カラーバリエーションの15.6型スタンダードノートパソコン「ASUS VivoBook X540LA」、4K(3840×2160ドット)液晶搭載の15.6型プレミアムノートパソコン「ASUS ZenBook Pro UX501VW」、4K対応の省スペース型デスクトップパソコン「K20CD」を発表した。2016年春モデルの第2弾で、3月18日から順次発売する。価格はオープン。

 ASUS VivoBook X540LAは、Core i3-4005Uプロセッサーと4GBメモリー、500GB HDD、DVDスーパーマルチドライブを搭載。液晶解像度はHD(1366×768ドット)。バッテリー駆動時間は約3.8時間。本体色はスチールシルバー、ホワイト、レッド、ライトブルーの4種類。本体寸法は幅381.4×奥行き251.5×高さ27.2mm、重さは約1.9kg。予想実勢価格(税別)は5万9800円前後。発売日は3月18日(ライトブルーは4月上旬以降)。

 ASUS ZenBook Pro UX501VWは、ASUSフラッグシップコーナー限定販売モデルで、Core i7-6700HQと16GBメモリー、512GB SSD、GeForce GTX 960Mグラフィックスを搭載。光学ドライブは非搭載。バッテリー駆動時間は約6.1時間。本体色はダークグレー。本体寸法は幅383×奥行き255×高さ20.6mm、重さは約2.06kg。同20万9800円前後。発売日は3月18日。

 K20CDは、デスクトップPCとして極小サイズの幅96×奥行き381×高さ279mmのきょう体を採用。1TB HDDとDVDスーパーマルチドライブを搭載する。上位モデルの「K20CD-I76700」は、Core i7-6700と8GBメモリーを搭載し、同8万9800円前後。下位モデルの「K20CD-I56400」は、Core i5-6400と4GBメモリーを搭載し、同6万9800円前後。発売日は3月19日。

出張の多い人にとっての悩みは、宿泊先のホテルなどでのPC作業。ノートPCの小さなディスプレイでの作業に、イライラしたことがある人も多いのではないだろうか?スマートフォンやタブレットで報告書を作成するときなどには、さらにイライラが募ることだろう。

Aroviaの開発した「Spontaneous Pop-Up Display(SPUD)」は、このイライラを解決してくれるディスプレイ。移動先で大画面を利用可能にしてくれる。
「SPUD」の折り畳み時のサイズはApple TVとほぼ同じで、ジーンズの後ろポケットになんとかねじ込めるサイズだ。だがこれをポップアップさせると24インチサイズの大型ディスプレイとなる。

オフィスソフトを複数開き、表計算ソフトで作成したグラフをワープロソフトの文章中に貼り込む、といった作業にはノートPCの小さなディスプレイは不向きだ。そのようなときに、「SPUD」はビジネスパーソンを助けてくれるだろう。

また、「SPUD」は自宅にディスプレイを置かず、スッキリとした"リュクス”な部屋を維持したい人にもぴったり。普段はタブレットのみを使用し、必要に応じて「SPUD」とBluetoothキーボードを取り出せば、それなりに本格的な作業が可能となる。

ノートPCやタブレット、それにスマートフォンなどとの接続は無線またはHDMIケーブル経由となる。バッテリー駆動で、1回の充電で4時間の使用が可能。

Aroviaは現在、公式Webサイトで利用者のサインアップを受付中。登録すると、SPUDの販売開始時に通知を受け取れる。価格はモデルにより300ドルから500ドルとなる予定。CPUにはIntelのCore i7-6700HQ(クアッドコア、2.6GHz駆動)、GPUはNVIDIAのGeForce GTX 960M(2GB)、RAMも16GB、NVMe接続のSSDを512GBも搭載し、高い処理性能を実現しています。

ハイスペックながら、バッテリー駆動時間は約6.1時間と長く、外出先での作業も安心して行えます。

無線規格は、IEEE802.11a/b/g/n/acとBluetooth 4.0をサポート。インターフェースとしては、データ転送と映像出力を行えるThunderbolt 3対応のUSB Type-Cポートを1基備えるほか、USB3.0×3、HDMI×1、SDカードスロット、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1も装備しています。大きさは383×255×高さ20.6mmで、重量は約2.06kgです。
「EeeBook」からブランド名を変更。11.6型(1366×768ドット)液晶ディスプレイを搭載。約980グラムの軽量ボディに約12時間駆動のバッテリーを搭載する。独自のサウンド技術「ASUS SonicMaster」で、深みのある上質なサウンドを楽しめるという。マルチタッチジェスチャー対応のタッチパッドを備える。

プロセッサーはインテル「Atom x5-Z8300」、メモリーは2GB、内蔵ストレージはeMMC 32GB。microSDカード(32GB)を搭載。500GBまで使用できるオンラインストレージサービス「ASUS Webstorage」が2年間無料で付属。OSは「Windows 10 Home」、オフィスソフト「KINGSOFT Office 2013 Standard」をプレインストールする。IEEE 802.11 a/b/g/n/ac準拠の無線LANをサポート。

 うららかな春は、花粉症の方には憂鬱(ゆううつ)な季節でもある。花粉は植物の大切な役割を担っているのは分かっていても、花粉症に悩む人にはアレルギー物質としか思えないこともあるだろう。

 ところが、今回花粉のまったく新しい可能性が見つかった。花粉が電池の性能をアップさせる材料になるかもしれないという研究が発表されたのだ。

 この発見はもちろん、直接的には花粉症とは何の関係もない。しかし、もしかしたら花粉が価値のあるものになり、電池に使うために集められて、飛び散る花粉が減るかもしれないという淡い期待をしてしまう。

 たとえそれは無理だとしても、電池が高性能になるメリットは期待できそうだ。アメリカのパデュー大学のJialiang Tang氏の研究をご紹介しよう。

そもそも…リチウム電池のしくみ

 今回の研究は、リチウム電池の材料に花粉を使うことを試みた。

Posted by: akkusmarkt at 03:29 AM | No Comments | Add Comment
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What colour is a green orange?




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