April 13, 2016

HP 537627-001 バッテリー

少し変わったところでは、パナソニックからはタフネス端末「TOUGHPAD」の新モデルとして、Windows 10 IoT Mobile Enterprise搭載の「FZ-F1」、ほぼ同じハードウェアでAndroid 5.1.1を搭載した「FZ-N1」が発表された。バーコードリーダー内蔵の業務向けモデルであるため、コンシューマー向けに販売されることはなさそうだが、アクティブペンでの操作なども含め、かなり完成度の高い端末として、仕上げられている。同社のTOUGHPADシリーズは工場や倉庫、建設現場など、屋内外の厳しい環境でも利用できることを想定したモデルとして、市場では定番的な存在となっているが、導入する企業がどちらのプラットフォームで業務アプリを利用している場合でも対応できるように、AndroidプラットフォームとWindowsプラットフォームのモデルをラインアップしているという。

 スマートフォンのプラットフォームと言えば、AndroidとiOSが市場を二分し、第3のOSとして、TizenやFarefox OSが挑みながらも結果を出せずにいたが、Windows 10 MobileはパソコンのWindowsという強みを活かしつつ、MWCで見るモバイルの世界でも着実に存在感を増しつつあるという印象だ。国内市場でも新たにWindows 10 Mobile搭載スマートフォンが登場するという噂も聞こえてきており、今後の市場への影響が気になるところだ。

 ところで、MWCと言えば、前述のように、会期に合わせ、サムスンやソニーモバイル、LG Electronicsといったメーカーがスマートフォンの最新モデルを発表するが、例年、スマートフォンを発表してきたファーウェイ(Huawei)は、今年のイベントでスマートフォンを発表せず、Windows 10を搭載した2in1タブレット「MateBook」を発表した。12インチのディスプレイにインテルの第6世代「Core m」を搭載し、本体カバーにもなるキーボードも備えるという、Microsoft Surfaceのライバルとも言えそうな製品なのだが、意外なことにLTEなどのモバイルデータ通信機能は搭載しておらず、Wi-Fi以外についてはスマートフォンのテザリングをワンタッチで利用できることを売りにしているという。ただ、デザインはなかなか美しい仕上がりで、各インターフェイスを備えたポートリプリケーターのようなものも周辺機器として用意されており、全体的に完成度の高い製品となっている。Androidタブレットの開発で培ってきた仕上げや技術を活かし、ファーウェイがパソコン市場へ本格的に参入するという印象だが、もしかすると、Windows 10搭載のタブレットを手がけておき、将来的にはWindows 10 Mobile搭載のスマートフォンにつなげていこうという目論見もあるのかもしれない。開発力の高いメーカーだけに、今回の発表内容は額面通りに受け取れないというのが正直な印象だ。

 MWCはモバイル業界の最新技術に触れられるイベントだ。過去にもMWCのレポートで触れたことがあるが、今や当たり前となりつつある「キャリアアグリゲーション」もMWCの会場でデモを見て、その数年後に国内でも導入されることになった。

 今年のMWC 2016では「VR」や「5G」などが新しい技術のキーワードとして注目された。VRについては前述の通り、サムスンがGear VRを利用した発表イベントを行い、参加者を驚かせてくれたが、その他にもVR製品を出品し、来場者向けに体験イベントを行っていた。たとえば、LG Electronicsはモジュール交換機能を実現したスマートフォンの「LG G5」の発表イベントで、LG G5と接続できるVRヘッドマウントディスプレイ「LG 360 VR」を発表していた。Gear VRに比べ、サイズはひと回り小さく、少し大きめのメガネのような形状にまとめられている。

 HTCも国内向けに販売を予定しているVRヘッドマウントディスプレイ「HTC Vive」のデモコーナーを用意し、来場者は体験することができた。HTC ViveはサムスンやLG Electronicsの製品と違い、パソコンと接続して利用するもので、位置トラッキングシステムを組み合わせることで、5メートル四方程度の大きさのエリアでコントローラーを持ちながらゲームを体験できるようにしていた。さすがに、ここまで来ると、モバイルの範疇とは言えないものだが、しくみとしては同じように動いているものなので、スマートフォンにおけるVRも突き詰めていくと、HTC Viveのような世界に足を踏み入れることになるのかもしれない。モバイル業界とゲーム業界としては、VRを新しいトレンドとして、期待しているようだが、日本は手軽に楽しめるスマートフォン向けのゲームが人気であるという現状を鑑みると、もう少し違ったアプローチが必要になるのかもしれない。

 通信技術では「5G」へ向けた各社の取り組みが展示され、NTTドコモのブースなどでも実験デモが来場者の注目を集めていた。ただ、5Gは標準化も含め、まだ開発段階のものであり、一般ユーザーにとってはもう少し先の世界という印象だ。これに対し、今後、少し影響が出てくるかもしれないのが以前から話題になっているライセンスが不要な5GHz帯を利用したLTEによる通信だ。「LTE Unlicensed(LTE-U)」「Licensed Assisted Access for LTE(LAA)」などと呼ばれる技術で、Wi-Fiで利用されている5GHz帯でLTEの通信を行い、既存の各携帯電話事業者のLTEによる通信とキャリアアグリゲーションをすることで、さらなる高速化や効率の良い通信を実現しようというものだ。この技術を積極的に推進しているクアルコムのブースでは、すでにLTE-UやLAAに対応した小型基地局なども展示されていた。国内ではここ数年の訪日旅行者の増加や2020年の東京オリンピックを控え、公衆無線LANサービスの強化が謳われているが、実際に2020年を迎えたときはLTE-UやLAA対応ネットワークが求められる状況になっているかもしれない。

 通信の技術というわけではないが、少し変わったところでは京セラがソーラー充電が可能なスマートフォンのプロトタイプのデモを行っていた。これは太陽光で充電するソーラーパネルと違い、ディスプレイにほぼ透明のパネルを貼り付けることで、充電できるというユニークなものだ。技術についてはフランスのSunpartner Technologiesが開発したもので、光の透過率によって、充電効率が異なるという。Sunpartner Technologiesのブースには透明の充電パネルを貼り付けたバッグやタブレットケースなども参考出品で展示されており、ディスプレイに貼り付けるだけでなく、さまざまな製品展開が期待できそうだ。ちなみに、このSunpartner TechnologiesはNTTドコモ・ベンチャーズの出資も受けており、今後、日本向けのビジネスも展開していく予定だという。

 モバイル業界において、最大のイベントであるMobile World Congress。昨年まではスマートフォンの完成度が高められてきたことによる手詰まり感も少なからずあったが、その点、今年は各社のVRをはじめ、Xperiaの名を冠した新しいデバイス、Windows 10 Mobile搭載スマートフォンなど、将来へ向けた新しい話題が少しずつ見えてきた印象だ。Galaxy S7/S7 edgeをはじめ、スマートフォンそのものにも期待できる製品が多いが、スマートフォンを「盛り上げるための製品」「活かすための製品」が一段と増え、今まで以上に楽しめる環境、便利に使える環境が整備されることになりそうだ。

 今回のMWC 2016では主催者のGSMAが「Mobile is Everything」というキャッチコピーを掲げていた。筆者をはじめ、モバイル業界を取材してきた人間にしてみれば、もう何年も前から「すべての道はモバイルに通じる」という方向性で進んできた気がするのだが、より幅広い世界にモバイルを活かすことができる時代へ進もうとしているのかもしれない。今回のMWC 2016でお披露目された技術や新製品は、今年の春以降、順次、国内にも登場することになりそうだが、今後の各社の動向や取り組みに注目していきたい。

 日本エイサー株式会社は、CPUにCore i7-6700HQ(2.6GHz)、GPUにGeForce GTX 980M、3,840×2,160ドット表示対応の4K液晶ディスプレイを搭載したハイエンドゲーミングノート「Predator 15」(型番:G9-592-H73H/L」を3月25日に発売する。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は350,000円前後の見込み。

 Predatorシリーズのゲーミングノートで最上位に位置するモデル。CPUやGPUにハイエンドモデルを搭載するだけでなく、光学ドライブを外してCooler Master特注の冷却ファンで冷却性を高められる「FrostCoreファン」を搭載可能で、過熱を抑え性能を向上できるという。ファンは逆回転でホコリ除去できる「DustFender」機能を備えており、軽量で強度の高い金属製の「AeroBladeファン」を採用する。

 独自のユーティリティ「PredatorSense」でCPUやシステムの温度、ファン速度を監視できる。また、キーボードのマクロ設定やキーバックライトの設定も行なえる。キーボードは「ProZoneキーボード」と呼ばれ、4つのバックライトゾーンのカスタマイズやWindowsキー/タッチパッド無効機能を備える。

 有線LANと無線LAN両方を同時に接続できる「Killer DoubleShot Pro」を搭載し、使用するアプリケーションに応じてネットワークを切り替えられる。スピーカーはサブウーファー付きの「Predator SoundPound 2.1」を採用。Dolby Audioサラウンドもサポートする。ヘッドフォンアンプは600Ωまでのヘッドフォンに対応できる。

 主な仕様は、CPUにCore i7-6700HQ、メモリ32GB、GPUにGeForce GTX 980M(8GB)、256GB SSD(128GB×2/RAID 0)+1TB HDD、BDドライブ、4K対応IPS非光沢15.6型液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 Homeなどを搭載する。

 インターフェイスは、SDカードスロット、USB 3.1 Type-C、USB 3.0×4、HDMI出力、DisplayPort出力、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、HD対応Webカメラ、音声入出力などを備える。

1日や2日でバッテリーが空っぽになってしまうスマートフォンやタブレットを持ち歩く際に役立つのが大容量のモバイルバッテリーですが、バッテリー容量が大きくなればなるほど充電時間が長くなってしまい、一度充電を忘れてしまいスマートフォンもモバイルバッテリーも切れて悲惨なことに……という経験をした人も多いはず。そんなモバイルバッテリーの問題を独自の急速充電システムで解決し、13500mAhの容量を1時間で満タンまで充電できるほか、わずか5分充電するだけでもスマートフォン1台分の電力を蓄電できるという急速充電バッテリーが「Pronto」です。2014年にKickstarterで出資を募集していたものが製品化してGIGAZINE編集部に届いたので、本当に急速充電を可能にしているのか検証してみました。
富士通は、arrows Tabブランドから12.5型液晶を搭載した2in1「RH77/X」を1月に発表した。発売は3月予定となっている。ご存知のように2in1は10型や11型のパネルが多く、12.5型は少し大きめ。ポータビリティや使い勝手が気になるところ。編集部から実機が送られてきたので試用レポートをお届けしたい。

12.5型のパネルとSkylake世代のCore i5を搭載した2in1
富士通のWebサイトで「パソコン・タブレット(Wi-Fi専用)」のページを開くと、同社が展開しているノートPC、一体型PC、デスクトップPCごとに付けられたキャッチコピーを確認できるが、今回紹介する「RH77/X」は"スタイリッシュな2Wayタブレット”と謳われている。タブレット系ではRH/QH/GHシリーズがそれぞれラインナップされており、「RH77/X」はペン対応2in1という特徴を備えている。機能的に2in1でペン対応なのはRHのみである。

  1. http://www.taaz.com/trends/products/review-de-lumia-950-xl-is-een-goede-eers/UsBbK5FY3_5TYnWqnKeA5FEBycqSj45Q.html
    http://www.taaz.com/trends/celebrities/avion-pc-portables-et-tablettes-ne-pourr/oZW_qhjk26DX9r32c5s_PnS07pyRJ8Q5.html
  2. http://www.smipple.net/snippet/angesichts/Accu%20voor%20Dell%20Vostro%201310
    http://www.smipple.net/snippet/angesichts/Accu%20voor%20Dell%20Inspiron%201546
    http://www.smipple.net/snippet/angesichts/Accu%20voor%20Dell%20XPS%20M1530
    http://www.smipple.net/snippet/angesichts/Asus%20A32-N61%20Portable%20Batterie
    http://www.smipple.net/snippet/angesichts/ASUS%20A32-K93%20Portable%20Batterie
    http://www.smipple.net/snippet/angesichts/ASUS%20A32-K72%20Portable%20Batterie
  3. https://mubi.com/lists/asus-a32-k72-portable-batterie

Posted by: akkusmarkt at 04:14 AM | No Comments | Add Comment
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